シルクロードへの道*20
2005年9月22日(木)ウルムチ、そしてコルラへ…(最終回)
公園内のトイレは、噂に聞いた扉がないトイレだった。初めて行ったが、運良く誰もいなかったので、普通に用を済ませた。中国内陸部のシルクロードを更に実感させた。夕方前で特に腹も空いていなかったが、夜バスに乗る 前に食事を取っておいた方がいいので、レストラン探す事にした。旦那はニュージーランドでも日本でも滅多に食べなかった油っこい中華料理を1ヶ月間も食べ ていたので、あっさりした日本料理か食べ慣れたピザやパスタが食べたいという事で和食レストランか洋食レストランを探すもウルムチの繁華街は広い上、日本のガイドブックには全く情報がなかった。途方に暮れて歩き出すと、白人の若者らがビルの下で談笑していた。こちらが微笑むとあちらも笑顔を返してきたので、話しかけてみた。2人の カップルはウルムチでウイグル語を勉強しているカナダ人で、もう一人はウイグル人の友人のようだった。しかし、彼の服装がとてもロックだったので、最初は欧米人かと思った。日本料理店ではカレーライスが食べられるとか、パキスタン料理店もあるが、ベジタリアン向きの料理が時々あるかも知れ ないなどいろいろ情報を教えてもらい、そこから一番近そうな日本料理店へ向かう事にした(余談だが、今年の1月に彼らとはウルムチ在住欧米人の溜り場、fubarで再会した)。辿り着くと、そこはブラジル料理店に隣接していて欧米でもよく見かけるタイプの日本料理店だった。会話集とメニューをにらめっこしながら、かっぱやおしんこといった巻き寿司と精進揚げを数品と、梅酒もあったので、梅酒好きの私は早速注文した。勿 論値段は普通の中国の食事の何倍もするのだが、次はいつ食べられるか分からないので、ここは大枚叩いて二人で豪勢に日本料理を楽しむ事にした。店内のテレビでは年越しの紅白歌合戦のビデオが放映されていた。あゆの熱唱を聴きながら、シルクロードで梅酒を乾杯。何とも不思議な組み合わせである。バスの時間もそろそろだったので、チーズが売ってあると聞いたスーパーへ急ぎ(コルラには中国製スライスチーズとクリームチーズしか売っていないため)、ニュージーランド製で香港から輸入した高価なチーズを急いで購入した後、タクシーへ乗り込み、バスターミナルへ向かった。
数人の車掌らしき男性達に乗車券を見せろと言われ、見せるとコルラ行きバスの車掌らしき男性が「こっちだ、こっちだ」と連れて行き、バスに乗り込んだ。初めての寝台バスだったが、体の小さい私はそれ程乗り心地は悪くなかったが、旦那は窮屈そうだった。
乗客が全員乗るとほぼ定時の夜9時に出発。発車から3時間程経過した所で、食事休憩。ドライブイン食堂の裏庭全てがトイレ。男女とも場所を探して用を足す。その後出発したバスはまだ夜も明けぬ朝4時に到着。タクシーで初めて辿り着いたシルクロードの我が家へ到着し、ベッドに横になった。太陽が昇り始めたら、私のシルクロード生活が始 まる。
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*私達が行った日本料理店:江戸之櫻(お店のホーム ページ)
*カレーライスがある日本料理店:平政(お店のホーム ページ)
どちらも系列が一緒のようです。
*ウルムチ在住欧米人の溜り場:fubar
人民公園北側入口(日帰りツアー出発地)から裏の人民公園北路沿い徒歩5分以内。
ニュージーランド人、アイルランド人、日本人、中国人が経営する欧米スタイルのバー。新疆で中華風でないピザ(もっちりチーズにブラックオリーブなどの トッピング)に出会えるお店。皮付きフライドポテトも美味。他のメニューはあまり充実していないが、基本的にバーなのでお酒の種類は豊富。某日本ビールも あり。値段も高いが、お店の雰囲気なども含めて値段相応です。
お店の人達も常連さん達も基本的に他人に干渉しないが、新疆旅情報もいろいろ知っている人達が多いので、じゃんじゃん会話にも乗ってくれるので、マイペースで楽しめる。